学術集会(演題募集要項と概要)
第31回肺塞栓症研究会 学術集会
第31回学術集会は終了いたしました。ご参加ありがとうございました。
第31回学術集会 優秀演題賞(アワード)
「肺腫瘍血栓性微小血管症の早期診断における肺動脈吸引細胞診の有用性」
田邉 康宏(聖マリアンナ医科大学 循環器内科)
肺塞栓症研究会会員 および 第31回学術集会参加予定の皆さま
以下の通り、第31回学術集会を開催いたしますのでご案内申し上げます。
開催日 |
2024年11月10日(日曜日) |
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場 所 | 国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパス3F地図 |
当番世話人 | 福田 恵一(慶應義塾大学 名誉教授、Heartseed株式会社 代表取締役CEO) 山田 典一(桑名市総合医療センター 病院長、三重大学客員教授) |
会員外の方でも医療関係者であればご参加いただけます。不明な点は事務局までお問い合わせください。
プログラム
参加者および演者へのご案内
共催セミナー案内チラシ
演題募集要項
演題募集を開始しました。多くの演題登録をお待ちしております。
演題募集を締め切りました。
募集要旨
- 1)一般演題
肺塞栓症ならびに静脈血栓症に関する基礎的・臨床的研究、症例報告など、幅広い分野からの演題を募集いたします。
- 2)要望演題
※要望演題より「肺塞栓症研究会アワード(優秀演題賞)」を選考いたします。
・要望演題1:トルソー症候群の早期診断と治療法 トルソー症候群は19世紀にフランスの神経内科医が初めて報告した疾患である。癌の治療中の患者がしばしば脳梗塞になったり、静脈血栓症、肺塞栓症等を合併することがあり、臨床上大きな問題となることが見受けられる。特に卵巣癌や乳癌患者に見られることが多く、患者の生命予後やQOLを大きく左右することが多い。本要望演題では、如何にトルソー症候群を発症前あるいは早期に診断することが出来るか、あるいは如何に治療するかにフォーカスを当て、本疾患の予防、重症化阻止、治療できるかを議論したい。
・要望演題2:静脈血栓塞栓症に対する院内発症予防の取り組み 入院中の患者は術後や身体活動の低下や制限により長期間臥床することが多い。これに伴い、静脈血栓症が発症し、肺塞栓症等の致死的な疾患に至る場合も散見される。こうした入院中の静脈血栓症はどこの病院でもその診療科でも発生するリスクを有している。しかし、本症の発症は予め予想できる状況にあり、医療関係者の事前の認識や患者への指導により、ある程度予防できるものと考えられる。本要望演題では、本症の院内発症予防の取り組みを紹介して頂き、これを全参加者に共有してもらうことを目的としている。
・要望演題3:肺血栓塞栓症で急性から慢性(CTED)への移行が疑われた症例 急性肺血栓塞栓症(APTE)から慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)への移行率については海外からは0.1~3.8%と報告されているが、日本人での移行率は定かになっていない。また、APTE急性期の積極的治療がCTEPH進行抑制に繋がるかどうかも明らかではない。APTEからCTEPH/CTEDへの移行が疑われた症例を発表いただき、病態や適切な診断治療アプローチについて十分に検討していきたい。
・要望演題4:浮遊型DVTの対処法 深部静脈血栓症(DVT)は急性期であっても治療域での抗凝固療法がおこなわれていれば安静は不要であり歩行することも問題ないという考えが既に一般化しているが、特に中枢型DVTで血栓の先進部位が血管内腔に浮遊している、いわゆる浮遊型DVTについてはガイドラインにも明記されておらず安静の必要性について明確に確立されているとはいいがたい。各施設での対処法や経験をもとに議論する機会にしたい。
2. 応募資格
演者あるいは共同演者の中に1名以上の本研究会会員を含む。
3. 演題登録
演題登録フォーム(Excel)を利用し、Emailでご応募ください。
応募先:肺塞栓症研究会 事務局宛
jasper@nip-sec.com
4. 口述発表の方法
PCプレゼンテーションに統一いたします。枚数の制限はございませんが、発表時間は制限させていただきます。投影面は1面と致します。
5. 応募期間
~2024年 8月9日(金) 8月19日(月)まで延長します。
演題募集を締め切りました。
6. 演題受領の確認
ご応募いただいた演題には、電子メールにて演題受領通知を送信いたします。
ご登録後、1週間経過しても受領通知がない場合は、以下研究会事務局までお問合せください。
7. お問合せ
肺塞栓症研究会 事務局
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビル5階
ネクストイノベーションパートナーズ株式会社内
Email:jasper@nip-sec.com