学術集会(演題募集要項と概要)
第32回肺塞栓症研究会 学術集会
肺塞栓症研究会会員 および 第32回学術集会参加予定の皆さま
以下の通り、第32回学術集会を開催いたしますのでご案内申し上げます。
開催日 |
2025年11月16日(日曜日) |
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場 所 | 国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパス3F地図 |
当番世話人 | 田邉 信宏(千葉県済生会習志野病院 副院長、肺高血圧症センター長) 山本 剛(日本医科大学付属病院 心臓血管集中治療科部長) |
会員外の方でも医療関係者であればご参加いただけます。不明な点は事務局までお問い合わせください。
プログラム
参加者および演者へのご案内
共催セミナー案内チラシ
準備中
演題募集要項
6月10日より演題募集を開始いたします。先行して募集要項をご案内いたします。
多くの演題登録をお待ちしております。
募集要旨
- 1)一般演題
肺塞栓症ならびに静脈血栓症に関する基礎的・臨床的研究、症例報告など、幅広い分野からの演題を募集いたします。
- 2)要望演題
要望演題より「肺塞栓症研究会アワード(優秀演題賞)」を選考いたします。
・要望演題1:慢性血栓塞栓性肺高血圧症診断と治療のこつ 慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)は、バルーン肺動脈形成術(BPA)の普及によって、診断する機会が増加しつつある。acute on CTEPH症例に遭遇することも増えてきており、適切な時期に診断し、最善の治療をすることが必要とされる。 Acuteとacute on CTEPHの鑑別、acute on CTEPH症例に対しての適切な抗凝固療法、BPAを行う時期、 CTEPH に対するBPAとPEAの治療選択の判断、薬物療法を含めたmultimodal treatment、BPAで改善した例での薬剤中止のタイミング等、議論があるところである。本要望演題では、CTEPHの診断と治療のこつについて、広く演題を募集する。
・要望演題2:肺血栓塞栓症の新規画像診断 急性肺血栓塞栓症は、D-dimerおよび造影CT、慢性血栓塞栓性肺高血圧症は、肺換気・血流スキャンおよび肺動脈造影がその診断のゴールドスタンダードとされる。一方、日常臨床において息切れがある患者すべてに造影CTをとることは難しい。また、末梢型CTEPH の造影CTによる診断は必ずしも容易ではなく、肺換気・血流スキャンは撮像可能でない施設も多い。最近、胸部動態X線撮影の本症診断への有用性、Dual energy CTによる血流評価、AIを用いた血栓の診断等、種々の診断法が報告されつつある。本要望演題は、最近普及しつつある肺血栓塞栓症の新規画像診断の有用性、またその問題点等を含め広く演題を募集する。
・要望演題3:災害関連静脈血栓塞栓症 肺塞栓症研究会では、震災時の避難生活にて発症リスクが高まる静脈血栓塞栓症に対して、以前より予防・啓発活動を行ってきた。しかし、今後発災が予想されている南海トラフ地震、首都圏直下型地震、局所型地震に対しては、発災時の更なる予防・啓発や診療体制の強化が求められている。また、近年は他の自然大災害時にも同様な懸念が生じてきている。本要望演題では、災害関連静脈血栓塞栓症に関係する演題を広く募集する。
・要望演題4:診断、治療に難渋した症例 肺塞栓症は特異的な症状や検査所見がないため、疑わないと診断できない疾患として古くから知られている。また、併存症の影響や出血リスクにより、治療方針の決定に難渋することも少なくない。診断あるいは治療に難渋した症例を要望演題として募集する。症例経験を共有し、今後の診療に活かしたい。
2. 応募資格
演者あるいは共同演者の中に1名以上の本研究会会員を含む。
3. 演題登録
演題登録フォーム(Excel)を利用し、Emailでご応募ください。
応募先:肺塞栓症研究会 事務局宛
jasper@nip-sec.com

4. 口述発表の方法
PCプレゼンテーションに統一いたします。枚数の制限はございませんが、発表時間は制限させていただきます。投影面は1面と致します。
5. 応募期間
2025年6月10日(火)~ 8月8日(金)
6. 演題受領の確認
ご応募いただいた演題には、電子メールにて演題受領通知を送信いたします。
ご登録後、1週間経過しても受領通知がない場合は、以下研究会事務局までお問合せください。
7. お問合せ
肺塞栓症研究会 事務局
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 20階
ネクストイノベーションパートナーズ株式会社内
Email:jasper@nip-sec.com