婦人科手術における静脈血栓塞栓症の予防


  1. 原則としては,一般外科手術のリスク分類および予防法に準ずるが,婦人科特有の疾患として上記表のようにリスク分類を行う。
  2. 婦人科特有の危険因子としては,巨大子宮筋腫手術,巨大卵巣腫瘍手術,卵巣癌手術,子宮癌手術,骨盤内高度癒着の手術,卵巣過剰刺激症候群,ホルモン補充療法施行婦人などがあげられる。
  3. 手術予定患者だけでなく一般女性においても,静脈血栓塞栓症の高リスク女性に対する経口避妊薬投与やホルモン補充療法は,代替治療法を選択するなど十分な注意を払う。



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肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン作成委員会
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