用語および略語の解説

用語の解説

・静脈血栓塞栓症(venous thromboembolism)

 肺血栓塞栓症の原因のほとんどは深部静脈血栓症であり,また肺血栓塞栓症は深部静脈血栓症の合併症ともいえる。したがって,肺血栓塞栓症と深部静脈血栓症は1つの連続した病態であるとの考えから,これらを併せて「静脈血栓塞栓症」と呼ぶことが多く,欧米では広く浸透した用語である。本ガイドラインにおいて,肺血栓塞栓症と深部静脈血栓症を総合的に示す場合には「静脈血栓塞栓症」と記載する。


略 語

ACT:活性化全血凝固時間
APTT:活性化部分トロンボプラスチン時間
DVT:深部静脈血栓症
ES:弾性ストッキング
IPC:間欠的空気圧迫法
NYHA:ニューヨーク心臓協会
PE:肺血栓塞栓症
PT-INR:プロトロンビン時間の国際標準化比


▲トップページへ


Copyright(c) 2004
Medical Front Int. Ltd.
肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン作成委員会
All rights reserved.